今日のおやこ格闘

娘が寝た。
すべての母親にとってホッとする瞬間である。

昨日「聖書が教える育児」というブログを書いたが、
〝神様を仰ぎ見て、親の言うことを聞く〟という姿勢を子に教えることはなんと難しいことか・・・!

今日は恵比寿ガーデンプレイスで
「ベビーカーに乗りたくない」と愚図る子供に、
お菓子をあげるからと買収して、乗せた。

夕食時にはご飯を食べず、
「あんぱんまんせんべい食べたい」と駄々をこねる娘に、
ご飯を一口食べたらあげると交換条件をだした。
(だしながらも、こういうトレードはいけないと内省・・・)

が、それには応えず、「食べたい!」と一方的に主張する彼女に、
「じゃあ、もうご飯作りません」と夕食をさげて、
代わりに娘の欲するおせんべいを渡して、私は寝室へ行き、頭からお布団をかぶった。

娘がワーン、ワーン!!!と泣く声を聞きながら、これは虐待に近いだろうかと考えた。
そして、もしもこの場に夫がいたら、また夫が私を叱るように思え、頭が痛くなった。

私は娘が泣いて私を追いかけてくれることを期待し、寝室で待っていたが、
ちっともこっちにこないで泣き続けるので、私が折れることにした。
彼女はまだ2歳なのである。

リビングのドアを開けると、娘が寄ってきて、
「ママー、もう泣か・・・・ない!もう泣か、泣か・・ないよ!!」」
と涙をぼろぼろこぼしながら、一生懸命涙を止めようと目をこすっていた。

私はそれが原因ではないと伝えたが、
(※夕食を食べずにお菓子を求めたことに腹を立てていた)、
我ながら情けなくなり、その場にへたり込むとすっかり悲しくなってしまった。

毎日の瞬間、瞬間は、どうしてこんなに苦労の連続なんだろう。
こどもと二人、幸せな平凡生活を送っているはずなのに、
育児はどうしてこんなに孤独なんだろう。
どうして周りは私を助けてくれないんだろう。

しばらくぼうぜんとしていたら、
娘が、うつむく私の顔を覗き込んできて、

「・・・ママ、笑ってる?」
と聞いてきたので、益々悲しくなった。

こんな2歳の子に気を使わせて、みじめだった。
同時に娘が不憫に思え、この子の先が可哀想に思えた。

結局、娘には「ごめん、ママはパーフェクトじゃないの」と白旗をあげて、
1人で祈った。結局、私には神様しか頼る人がいない。

産後、写真しか載せていない日々がほとんどなので(最近は少し書き始めたが)、
のほほんと過ごしているように見えるが、

日々を生きていくことの大変さは、家庭にいても、ある意味、同じだ。
今日も、会社員時代と同じく、種類は違えど、今の自分に合った、さまざまな困難や葛藤にぶつかりながら暮らしている。

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