情熱溢れる娘5才の手紙

今朝、渋谷駅の改札で定期券を取り出そうとしたら、鞄に一枚の紙が見えた。
見たら、白い紙が入っていた。
(娘の手紙)

「おねがい」
ぜったい、おそくかえってくるな!
(泣くから)

心底、感動した。すごく力強いメッセージである。

そういえば、娘は出がけに
「もし鞄に何か見つけたらちゃんと大事にとっておいて」
と私に言っていた。

何のことか分からず、聞き流していたが、このことを指していたのか!
私を従わせるには十分な戦略である。

これを見たら、早く帰ろう、と思わずにはいられない。

と、同時に、娘の成長に心から喜んだ。
手紙には、ちゃんと強調すべき点を囲んでいるし、
文体はロジカルで、なぜ私が早く帰るべきか理由をきちんと述べている。

わが娘、おそるべし。

今日は4月に部署異動になった私の歓送迎会ではあるが、
主賓は私以外にもたくさんおり、どちらかといえば幹部らが主役なのである。
状況によってはこっそり抜け出そう、と固く誓ったのである。