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** ****・IT業界で働く、VIVA! 桜子の超気まま日記・**** **
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■「桜子の部屋、お友達の輪その32」編 VOL.182
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*.;”.*・;・^;・:\(*^▽^*)/:・;^・;・*.”;.*:
Apple,Inc Engineering manager
木田泰夫氏(Mr.Yasuo Kida)
「ほら、あれがスティーブの部屋だよ」とパラソルが二本見える最上階を指差し、
新発売のiPhoneを片手にアップル本社を歩く木田さんと共に、社員のごとく散策する
わ・た・し in サンフランシスコ。
これがジョブスさんのお気に入りという、たかがピザ釜になぜだか感動。(※残念
ながらジョブス氏との偶然はなかったがそれは次回)
というわけで、やってきたシリコンバレー。今日を封切りにご活躍される日本人の
方を連続してご紹介します。乞う、ご期待!!
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★木田泰夫さんの簡単なプロフィール
昭和37生まれ。東京大学農学部卒業。生物化学科でバイオテクノロジーを志し、大学
院にてエイズ研究の道を歩もうとする寸前に、アップルコンピューターへ進むことを
決意し、アップル・ジャパンに電話し、現在の本社アップルに至る。
★桜子が勝手に選ぶ、木田泰夫語録
・良いですよ、すごい面白い人生で。
・iPhoneが電話だと思ったら見誤ると思うんです。
・「木田さんみたいに生きられると世の中幸せね♪」て言われ(笑)
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■お仕事のこと■
桜子 :今はどんなお仕事を?
木田氏:大きく言うとMac OS Xの開発部隊にいる。※桜子、Mac OS「10」とメモる。
あっ、テンというのはね「ペケ」と書くんです。
桜子 :そっか、(μ_μ*)テンね。
木田氏:なにをしているか。そうですね、日本語関係のコンポーネント、
例えば入力、それからフォントも担当しておりますし、日本とは直接関係
ないようなコンポーネント、例えば文字パレットというのがあるんですけれど
文字をパレットから探して入力するようなものとかTiger から搭載された、
Dictionary アプリケーション。
後は、システムの中で言葉を単語単位に切り刻んでいくようなAPI、
Spotlightなどが利用する、テキストを高速に単語単位に切り刻むAPI
を作るなど色々。一言で言うとMac OS Xの開発チームの一員。
桜子 :シリコンバレーにいらしたのは1999年。採用はこちらなんですか?
木田氏:そうです。最初はアップルの日本にいたんですよ。
桜子 :もともとは大学院に行ってエイズ研究の道を歩もうとされたとか。
木田氏:先生がそういうふうにしようと考えておられたんだけど、
僕はコンピュータに行こうって。
桜子 :コンピュータがいい、というきっかけは?
木田氏:大学のゼミで情報の授業をとったんですよ。それがすごく面白くて。
仕事やバイトで在学中、実際に社員として働いたこともあるんですよ。
でも大学に戻ったとき、僕はもう絶対生物の世界に戻るんだと。
コンピュータではなくて僕の将来はこっち、というふうに昔の雇用主に
宣言して戻ってきたんですけど、その話をしている時に、ある人が、
「木田は絶対にコンピュータの世界に戻ってくる」
「2年後の今日ここで会おう、君は絶対戻ってきてる」と言うんですね。
「そんなことはない、僕は大学に戻って研究者になるんだ」と言った。
でも、見事その人のほうが-
桜子 :当たったんだ?
木田氏:ふふ(笑)そう。
卒業というときに、何か突然ベッドで「うー」とかって悩み出して。
ゴロゴロゴロっと転がりながら、コンピュータを生業にするんだ、と
突然、思ったんですよ。で、次の日アップルに。
桜子 :その行動力が凄いですね。迷いはなかったんですよね。
木田氏:そうですね。行きたいって思ったんですもんね。
多分それまできっと自分の中で鈍感で、自分の中の
コンピュータをしたいというのが溜まってきてたんでしょうね。
そしてそれが限界になったときに、自分で気づいた。
やっと気づいた!!!\(^∇^)/という感じ、
なのかもしれませんね。
桜子 :何方にもご相談なくお決めになられた?
大学の進学もなんでも思い立ったら即行動!?
木田氏:そうです。こっちに来るきっかけもそうでしたもんね。
桜子 :こっちに来るきっかけ?
木田氏:スティーブ・ジョブズが戻ってきてから社内のディシジョンサイクルが
とても速くなったんです。
今までは日本にいても重要な決定事項に参加できてたんですね。
日本に関係するような会議があったら、じゃあ日本に聞いてみようと
本社から問合せが来て、チームで相談をし返答を返し、
それからこちらで最終的な決定をするというような工程がとれた。
そういうのがスティーブが戻ってきたら速くなった。
日本にいたんじゃ、そのセッションに参加できなくなったんです。
で、僕の半分以上の仕事はUSとのコミュニケーションになってしまって
いたとき、チームの人が「アメリカに行って仕事したら?」と言うので
そうだね・・・本当にその通りだね!(^∇^)って。
マネージャに言って同意されてから。雇用関係としての居場所は
日本にあったのですが、それが切れてこちらに移った。
桜子 :なるほど、それが1999年。
木田氏:そう。そのときも誰にも相談しませんでしたね、
考えてみれば、ただ妻には相談しました(^^)
■アップル社が大好き?■
桜子 :(笑)梅田さんの記事を拝読しますと、アップルが大好きで大好きで入られ
たという印象を受けるんですけど。
木田氏:ええとね。ずうっと悩んで行こうって決めるまでは嫌いだったんですよ。
桜子 :嫌いだったんですか!?
木田氏:僕はUNIXから入ったので、Macというのは一体何の役に立つの、
あんなもん、と思っていたし、お絵かきして嬉しいのねって(笑)
Macというのは、コンピュータ、本当の本物のコンピュータが、
例えばUNIXとかで、その本物のコンピュータを使えない人のための
玩具なんだと。
でも、僕が生業をコンピュータにしようと決めたとたんに、ううーん・・!
今からはパーソナル・コンピューティングだ!と思って、
ならアップルかな、って、それで途端に好きになったの(笑)
桜子 :そのへんのロジックはちょっと分からないですけど(大笑)
何かきっとそういうのがあったんでしょうね。
木田氏:うん、きっとね。卒業しますので採ってくださいって電話したんですよ。
新卒は採りませんって言われたから、今まで何回も仕事してきているので
中途として採ってくださいって言ったんですよ。
桜子 :なぜ米国でなく、日本に電話を?
木田氏:なぜかというと、パーソナル・コンピューティングが重要なのにAppleの
macintoshって”日本人にとって全然駄目じゃん”と。
wheel for the mindなんて言っているけど、日本人にとって使い易いもの
になっていないじゃん、と。これは日本で開発を行わないから、こんな体
たらくになるんだ。なら、沢山日本で仕事があるに違いない、という
すごい自分勝手なロジックを組み立てて、アップルジャパンに。
でもタイミングが良かったのは、その時まさにアップルが日本にR&D
を作ろうとしていた時で、出来つつあるR&Dのとこにぽっと入れた。
桜子 :新卒は採らないと言われてもあきらめない。どうしても働きたかった?
木田氏:うんうん。中途で採ってください、仕事してたんですから、みたいな(笑)
桜子 :やっぱり今振り返って、入ってよかった!?
木田氏:良いですよ。すごい面白い人生で。
桜子 :!!
木田氏:やっぱりアップルって、こんなん(手で大波小波のまねをする)
じゃないですか(笑)その度ごとにやっぱり面白い仕事があるし、
これをやりたいという仕事ができる環境にあるし。
だから、ここへ入ったときに、僕のコンピュータの仕事とか色んな所から
「まあアップルに5年だね」という下馬評だったんですけど、もう通算18年?
位いるわけですよ。
それは常に面白いことがあって、僕はいつでも、もっと面白い仕事が
あったらどこに行ってもいいんだけど、でも今の所アップルにいる。
その次にやりたい仕事というのもあるし、辞めるタイミングがなかなか
なくてね(^^)
桜子 :私、勝手に今回Mr.アップルだと思っていたんです(笑)
え、普通に木田さんと呼ばれている?
木田氏:なんていうのかなあ。
会社、とくに会社組織に忠誠心があるわけでは全然なくて、Mr.アップル
という言い方には凄く違和感がありますね。
やっている仕事や仕事の結果として出てきたもの、製品に対しては、
プライドがすごくある。難しいですけどね。
桜子 :なるほど。では、お仕事で日本とこちらで働いてやはりこちらが良い?
木田氏:まあ、こっちはヘッドクォーターですからね。
質問があったら作っている人に直接「これどうなのよ」って言いに行ける。
日本語が影響されるようなバグがあったときに、日本にいたらメールを
書いて直してとお願いするものが、こっちに来たら、その人のオフィスに
行き直接どうなっているかの画面を見せて「こうなっているんだよ」って。
人を説得するときに、何かがあったら殴れる位置にいるのと、
外からメールを書いているのって桁違いの説得力というのか影響力が
あると思うんです。
そうすると、人がそこにいることの迫力というのか、圧力というのか、
そういうのもあるし。
桜子 :シリコンバレーにいるということもあるんですよね。
木田氏:そうですね。色んな新しい考えやアイデアだとか、凄く刺激になります。
桜子 :じゃあ木田さんが今、夢中になっているものとか。
木田氏:あー。僕と僕のチームの仕事で今一番重要なのは、オフレコですね(笑)。
桜子 :はい(笑)では、アップル社としてはこれですね?
■iPhoneについて教えてください
木田氏:アップル社としては、今これのlaunch(=世に出す、始める)が一番重要。
だけどアップルのビジネスというのはマックであり、iPODでありそして、
これ(iPhone)があるわけです。
それはどれもおろそかにしてはいけないと思うんですね。
今、これは立ち上げる所ですからね、これをちゃんとうまく立ち上げることが
非常に重要だと思っていますね。
桜子 :みんながアクセスして、繋がらなかった現象があったとか。
木田氏:アクティベーションが何かスムースではなかったという話は聞きますね。
桜子 :これを初めて見て触ったとき、木田さんはどう思いましたか?
木田氏:世の中を変えると思いました。
これって、これが電話だと思ったら見誤ると思うんです。これって、
もう完全に一つの、なんというのかなあ・・・コンピュータというと、
古い言葉かもしれないんだけど一つのプラットフォームなのか。
桜子 :電話としての使い道のほうが少ない?
木田氏:いや、電話として使える。もちろんね。
使えるし、電話としての機能が劣っているわけではなくて、生活の一部
になるというのかな。電話にもこれが使えるし、音楽を聴くにも使うし、
例えば日本のニュース、日経を見るというときのブラウジング。
ニュースを見るにはこれで充分だしね。
どれどれ。ほんとだ。
桜子 :パソコンを持っているようなものですよね。
木田氏:そうそう。僕はそこまで言わないけど、うちの奥さんに言わせると、
「もうマックいらないじゃん」
桜子 :私もそう思いました。もうこれでパソコンを家に置かなくていいなって。
木田氏:デスクトップからノートブックへの移行が起こって、日本はもうノートブック
・・・が凌いだんですか? ノートブックは持ち歩けるし家の中でも部屋
の中でもできるし。でも、これほど便利じゃない。やっぱり、重いし。
桜子 :軽いんですか?(持つ)あ、軽い。私持った初の日本人女性かな!?
木田氏:そんなことはない。
桜子 :あ、つっこまれちゃった(大笑)。そうか、奥様がいらした。
木田氏:あと、渡辺千賀さんをご存知ですか? blogをやってる。
彼女も並んでましたね。かなり。。。先頭のほうに♪
桜子 :さすが、千賀さん・・・。あれ?じゃあそのとき木田さんは後ろに?
木田氏:そのときは見にいって、「お、いるじゃん、いるじゃん」とか言って、
何人か知ってる人を、列がずうっと並んでいるのをずっと歩いていって
「おおっ、いたいた♪」なんて言って、そのお祭り気分を味わっているうちに
「よし、じゃあ僕も今日買おうか♪」と思いました。
桜子 :なるほどね、へえ。
木田氏:例えばここを読みたい場合こうやってぺぺっとすればここん所がぐっと。
=iPhoneの動作はYouTubeをお楽しみください=
■木田さんって、どんな人?(1)■
桜子 :木田さんは朗らかですが、怒ることはありますか。
木田氏:ほとんど娘に対してだけど、ありますよヾ(・ー・)
最近怒ったことはあると思うんですけど、記憶力が悪いんですよ。
桜子 :それがストレスのない秘訣なのかな。
木田氏:記憶力が悪いので、覚えていないんですよね。
桜子 :でも、そんなはずないです。だってそんな方が作れるわけないもの。
木田氏:あのね、しつこく覚えていることと、カーンと忘れてしまうことと、
2つあるみたい。妻に言わせると、重要なことは覚えているんです。
”それは、重要ですよ”と言われたことではなく、僕が本当に、
心の中で重要だと思っていることは覚えているんだけど、
そうじゃないことはいくら重要だと言われても覚えていないって。
例えば、買い物してきてねと言われたとして忘れたら、うちの奥さんは
”大切だと思ってないのね”みたいな。
桜子 :バレちゃうんだ(笑)
木田氏:バレちゃう(笑)
■シリコンバレーの生活ってどうですか?■
桜子 :(笑)こちらの生活はいかがですか。
木田氏:こっちに来て思ったのは、子供が育てやすい。
日本で少子化とか言うじゃないですか。日本に帰ると大変なんです。
電車に乗っても迷惑みたいな顔をされるし。
こっちだと、子供を連れていたら、みんな「まあ♪」って言ってくれる。
大切にしてくれるし、なんか日本に帰ると子供が歓迎されていないなあ~
という感じ。
実際に大変なことを思い浮かべると、電車に乗るのが大変だったり、バス
に乗るのも大変だったり。けっこう周りでも、こっちに来てから子供を産む
ことにしたって人、多い。
桜子 :奥様はアメリカの生活を気に入っている?
木田氏:うん。こっちに来たときって、奥さんにまで負担がかかる。旦那さんは会社
で仕事があるわけで、奥さんは働いていない状態で大抵来るわけですね。
そうすると奥さんは家にずっといるわけですよね。最初は車が一台で奥さん
は旦那さんが会社に行っている間は家に一人で、だんだんそこに何かがたま
っていく、みたいな。こっちにくる人は、奥さんは大変です。特に初めが。
桜子 :木田さんは、英語をどうやって勉強されたんですか?
木田氏:勉強しなかったですね。会社に入ってから。というかね、大学休学中に僕を
雇っていた人も日本人じゃないんですよ。そういう環境にいたので違和感は
なかった。
桜子 :言葉がしゃべれないのにそういう所で職に就いたというのが凄いですね。
度胸はあるというタイプ?
木田氏:度胸もないなあ。たぶん、英語の問題って、日本人って英語が不得意なのは
頭が悪くて覚えられないのではなくて、まず第一にコミュニケーション、英
語をしゃべる必要がないところに住んでいて、英語を勉強したって、どこで
使うのよ。使う必要がなかったら覚えられない。もうひとつは、自分の考え
を語るという訓練を受けていなくて、語ることがない。語ることがないから
喋らないという問題もある。
例えば職場なんかで必要があって、そういう環境で使う練習をしていたら、
誰だってうまくなっていく。子供だって。
■アップル、ナンバー2、現る!■
=オレンジ色の服を来た人が横切る=
木田氏:あ、うちのナンバー2。
バートランド・サーレット。ソフトウェアの一番偉い人だよ。
桜子 :へえ・・・(←どなたかまるで分かっていない。)
■木田さんって、どんな人?(2)■
桜子 :では、次に木田さんが必ずチェックするサイトを教えてください。
木田氏:うーん。リーダーに登録されているところかな。
そんなに参考にはならないですよ。情報に疎い人間なので。
東京にいるときも、聞かれて知らないと言うと
「使いものになんねえ」とか言われたりして。
桜子 :げげっ、(゚_゚;)へこみません!?
木田氏:いや、ぜんぜん。(←力強く)
ワハハ o(^∇^)o ※一同、大笑
木田氏:最新のものを一日でも早く知る必要って、ほとんどないでしょう?
一年くらい遅れたって。
桜子 :でも、情報を得ている者が強い、みたいなところってあるじゃないですか。
木田氏:もちろん。たとえば仕事で、とかね。
けど、まあ、なんでも知ってるとですね。
自分のやっていることを逐一報告して、人のやっていることを逐一知って
どうするの?って。人間が古いのかもしれないけど、かなりありますよ、
理解できないよなあっていうこと。TWITTERとか何が面白いの?って。
http://twitter.com/
桜子 :みんな寂しいのかな、と私は考えているんですけどね。
木田氏:どうなんでしょうね。わかんないことはわかんないみたいな。
そういうふうになってきているのかもしれませんね。
もしくはそういう人がたくさんいる、か。
ただmixiはすごく、僕にとって革新的だと。すごい筆不精だから。
桜子 :木田さんが?
木田氏:うん。だから、自分から友達に連絡するということはほとんどない。年賀状
も書かないし。
桜子 :うわぁ。(^ロ^;)
木田氏:だから、付き合いというのは常に現在進行形なんですよ。今付き合っている
人と付き合っている。昔付き合っていた人というのはどんどんこう、過去になる。
でも、mixiができてから、「ああ何!?どうしてるの?」(甲高い声)みたいな。
インターネットで起きていることを僕が理解できることもあるし、全然理解
できないところもあるし。理解できないことは、無理に理解しようとしない
ほうがいいかな。理解って、こう、頭の中じゃなくて、腹で理解しなくちゃ
しょうがないじゃない?
だから、あんまり頭でそれについて勉強してと言っても、まあ忙しいのもあるし、
時間の無駄かな。本当にそのうち「ああ、本当だった!!」ってわかる時が
くるかもしれないし。
■木田さんって、どんな人?(3)■
桜子 :では、今一番欲しいもの、なんでもどうぞ。
木田氏:なにが欲しいだろう。(沈黙) ああ・・・!!!欲しいものがある!
桜子 :なんですか!?
木田氏:お風呂!!(〃▽〃)※満面の笑み。
桜子 :お風呂~!?
木田氏:こっちだと、シャワーで、浴槽というかシャワーがあるんですよ。でも浴槽
って深くないので、ゆっくりここまで「ああー」ってつかれないから、ちゃ
んと洗い場のある檜のお風呂があるといいなって。
桜子 :じゃあ、日本のもので今恋しいものはそれですよね。
木田氏:そうですね(照笑)
木のお風呂があるといいな~♪
桜子 :はい、わかりました。そう言っても何もできないんですけど(><;)
でも書いたら誰か送ってくれるかも(笑)
木田氏:すごいな、それ(^_^;)
桜子 :(笑)では尊敬する人や憧れる人というのは?
木田氏:(しばし沈黙)誰でもすごいですね。誰でも自分に持っていない所があって
付き合うと「こいつ凄いなあ」って思うことがある。全面的にこの人の言う
ことは何でも凄いというような尊敬するというのはちょっといないな。
桜子 :次、好きな色をどうぞ。
木田氏:場合によって変わるからなあ。青かな、今は。
こっちへ来たときは。黄色いビートルを持ってるんですよ。自分自身でいま持
っているのは、ユーノス・ロードスター、白いのに乗ってるんですよ。
桜子 :初代?二代目!?
木田氏:初代。
桜子 :おおっ。
木田氏:1993年。大好きなんです。
桜子 :ストレス解消法は、それに乗ること?
木田氏:寝る、かな。あんまりストレス溜まらない人だけど、溜まったら寝るかな。
桜子 :座右の銘は?
木田氏:特にないけど、それも人と同じで、この言葉すごいなという言葉に会うこと
は時々あってmixiの私のプロフィールにも色々書いてて。(※mixiを見る)
おお、これだ。これってガンジーかな?
桜子 :あ、ガンジー!蛭子さんと同じですね(笑)
蛭子さんの尊敬する人がガンジーさんで、無抵抗主義が好きだって(笑)
木田氏:Live as if you were to die tomorrow.
Learn as if you were to live forever.
常に学んでいなさいということですね。好きな言葉は沢山あるんですが。
■あと3つ、教えて!!■
桜子 :今まで非常に落ち込んで苦しんだという経験は・・・?
木田氏:なんだろう。うんと(沈黙)
たぶん僕が、自分で何かしたいことに向かって動いていっているから、何か
に突き当たったら、自分のせい以外の何者でもないわけですよね。何をした
って自分のせいなわけ。だから、そう思ってしまえば、なんだって飲み込め
るというのかな。
桜子 :なんだって飲み込める?
木田氏:飲み込めるというのか・・・ストレスに感じる必要はない。
モノに対してでも人に対してでも何か困難があった時に、その状況を自分
が変えられるか?変えられるんだったら、その方向に努力すればいい。変え
られないんだったら自分が方向を変えればいいわけで、自分ができる。雷み