代官山の、代官山らしいお店で、珈琲を飲む

時短勤務の私は、その日によって「今日は娘が帰るまで何をしよう?」と日々考える。
4時間勤務は、働く時間が短い(=仕事について考える時間が少ない)分、ストレスはない。
だから、今の私は、けっこう幸せに暮らしている。

にもかかわらず、勤務時間更新の時期を迎えると(3か月毎に見直しが出来る)、「こんなに怠けた生活でいいのか」と思っては、もっと会社で働こうか、と悩んでしまう。

育児や家事はけっして堕落ではない。なのに、自分が怠けていると感じるのは、労働対価を貰える“会社”と貰えない“家庭”を比べて、お金を貰える仕事の方が立派である、と錯覚してしまっているからだろう。

「死の間際に、価値あるものが人生の中で一番大事」と仰ったのは、確か故ゴッドホルドベック宣教師だった気がするが、これを鑑みると、私の人生で一番大事なのは、家庭、である。
こんなに頭の中が整理できているのに、なぜ私は自分の働き方にときどき不安になるのだろう。安倍政権の一億総活躍社会スローガンのせいだろうか。

閑話休題

今日は、娘のお迎えがあり、退出後は代官山のカフェに入った。
これは、前から気になっていた店で、“なぜここにカフェが?”という立地にある。

入るとシンプルモダンな造りで、Aesopのハンドソープがあり、いかにも代官山らしい店構えだ。

マスターと話をしたり、併設されている現代美術のギャラリーを見、そこに居合わせた客と歓談し、たわいもない時間を過ごす。

こうやってブログを書く時間も、私にとっては結果の出ない作業かもしれないが、自分を振り返る時間になっている。

まずは、今日に感謝して、今夜は眠ろうと思う。