コロナ禍の子供ケアをプリーズ#安倍首相

今日の午後、わが家の呼び鈴が鳴った。

みると、近所の子が、娘に、遊ぼう、と言う。

よく来たね。

どうぞ、どうぞ、お上がりなさい。

普段の私なら、そう言うと思うのに、今は、それが難しい。

たぶん、私もこの子もコロナ陽性ではない。でも、何かあったら迷惑がかかる可能性がある以上、うちに上がって、とも言えない。

今日は難しそうでごめんね、と話すと、子供が今にも涙が出そうな顔をして、私に訴えてきた。

今日は外に誰もいないの。

ああ、いつもの広場に、今日は人がいないのか。皆、自宅なのかな。

ほんとになんとかしてあげたいけど、その瞬間どうしてあげることも思い浮かばなくて、来てくれてありがとう!とお礼を言うのが精一杯だった。

あとから、お菓子を分けて帰したらよかったのかな、と追いかけようとしたが、それもふと、今は自宅の物をあげてはいけないとモヤモヤした。

今日は歯科医でこんな貼り紙を見たばかり。

院長先生が、雑誌は除菌できませんからね、と言った。

私は、ステイホームも仕方ないと思ってはいるけれど、家に居るのが難しい人が老若男女問わずいることを、忘れてはならない、と思う。

こうなったら、早く一般家庭にコロナ検査をしてもらい、陰性の人が陰性の人を助けられる仕組みを確立してほしい。

いや、自分に何か出来ると思う方が不遜なのか。黙って祈ることこそが、今の自分に出来る最大限の支援であろうか。