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VOL.63
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　世界で一番小さな放送局ＫＮＮ代表
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　神田敏晶氏
　　　　　　　

　渋谷のル・カフェ・ブルーで、ビデオジャーナリストの神田さんにお会いしました。
ブログを見ると、髪は白いし、年齢不詳っぽい。友達の紹介で出かけたもの、ちょっと怖気づ
いた。ところが、口を開くや否や知的好奇心をくすぐられる、興味深いお話がいっぱい。
極めて真摯な方だったのです。インプレスＴＶで同氏が、ご覧になれます。

■神田さん、髪の毛、黒かったんですね（笑）。
　９５年からビデオジャーナリストの活動を始めたそうですが。

　はい。９５年の元旦きっかりに、始めました。
　それまで会社勤めをしながら、こういったことはしていたんですけど、ボクは会社
　員は向いていないな、と思ったんですね。いや、今も会社員ですけど。（笑）
　

■つい 、イラク事件のジャーナリスト像を連想しますが、神田さんは違いますね。

　海外ではビデオジャーナリストの概念がはっきりしているんですが、日本ではまだ
　まだ浸透されていません。メディア研究者の浜野保樹先生（現：東京大学大学院教
　授）に１０年前に「日本にはビデオジャーナリストが一人も居ない。」と仰ってい
　たのを聞きまして、それで始めたんです。

　ボクの報道というのは、編集も台本もなく、公平で第三者的でなく、「私」という
　個人視点の等身大で情報発信すること。海外ではその制度が普及しています。

　日本で「ビデオジャーナリスト」という肩書きで今でも活動しているのは神保哲生
　氏（http://www.jimbo.tv/）とボクの二人ぐらいだと思いますよ。

■そんな神田さんの目指していることは？

　今面白いのは、この時代になって、夢が夢でなくなっている時代だということ。
　イベントのアルバイトで来ていた堀江さんが、今やライブドアの社長でしょう。
　この間までの学生が、４００人を雇用しているんですよ。

　楽天の三木谷さんやソフトバンクの孫さんにしても、彼らはそのことを証明してくれている。
　（中略）無限大の可能性をもつネットで、私たちは、まだまだ日本でできることはあるし、
　まだまだ、日本でやってあげなきゃいけないことが、いっぱいあるんです。
　

■うわ、面白い！（特に中略が面白かった話ですが、長さの関係ですみません。）
　そんな神田さんの座右の銘は？

　ジョン・レノン「自分が諦めない限り、失敗はない」
　アラン・ケイ「未来を予測する最良の方法は、自分が未来を作ってしまうことだ」

■いま、神田さんが注目している出来事は。

　アレクサドットコムの「movers_shakers」はアマゾン傘下になりましたよね。
　http://www.alexa.com/site/ds/ movers_shakers
　皆さん、怖いことがこれから起こりますよ。さあ宿題です。考えてください。
　（＃桜子、答えを聞く。（^─^）役得♪）

■最後に、質問します。神田さんにとってお仕事とは何ですか。
　またストレス解消法はなんですか。

　仕事は、趣味です。ストレス解消するために、仕事をしています（笑）。
　

＃好きなことを生涯の仕事と定め、生き生きと活躍していらっしゃる神田さん。
　伺ったお話は、書ききれず。質問も、し足りず（笑）。ＳＮＳも突っ込んで、伺いたかった。
　一緒にお仕事できないかな～。そうだ、PC VIEWでの執筆などどうでしょう。
　＞広報さま、いかがですか！？
　
　◎興味を持たれた方は、神田さんのブログやＨＰをご覧下さい。神田さん、ご紹介
　　くださったＫさん、このたびはご協力ありがとうございました。