その28:ゼロスタートコミュニケーションズ 代表取締役社長「山崎徳之」氏

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■「桜子の部屋、お友達の輪その28」編                        VOL.167  
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       ゼロスタートコミュニケーションズ代表取締役社長
               「山崎 徳之」氏

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 ライブドアポータルの全基盤を単独で創り上げた元ライブドア取締役の山崎徳之氏は、
1971年生まれの35歳。アスキー、So-net(ソニーコミュニケーションネットワーク)、オン・ザ・エッヂ
など計6社を経て、昨年は、元ライブドアの羽田寛氏と共に「ゼロスタート・コミュニケーションズ」
を起業されました。
  今回は、そんな山崎さんのいる西麻布のオフィスにお邪魔しました。

桜子  :初めまして。昨年のお誕生日は社員の方々にお祝いして頂いたそうですね。
     山崎さんのブログ(クリック)
     を拝見して楽しそうだなと。どうでもいい話ですが、私の父も誕生日です。。

山崎氏:あ、そうなんですか。へぇー。

桜子  :すみません、オチはないんです(笑)では早速ですが一つ過去の話を。
     もし嫌でしたら(答えなくても)いいんですが。。

山崎氏:ああ、それは嫌ですね。

桜子  :(笑)既に煙たがられている・・・。。

山崎氏:いや、そんなことないですよ。

桜子  :(笑)では、ライブドア時代のお話を。堀江貴文前社長が逮捕された後、
     山崎さんは代表取締役に就任されましたね。その時のお気持ちは?

  
山崎氏:正直言うと、すごく重責だという気持ちで、ちょっとベタな表現ですけど、
     身が引き締まる思いでした。大変な時に大変な役割だなと。

桜子  :そういう局面で引き受けることについては抵抗ありませんでしたか?

山崎氏:ぜんぜん、ないですね。

桜子  :ああ。将来は社長になろうと考えていたから、とか?

山崎氏:そんな細かいことは考えてなかったですけど、とりあえず、そのときに
     やれることをやる、という。

桜子  :なるほど。では続いて現在のお話を。
     先月シリコンバレーに行かれたそうですね。
     子会社「ZERO START TECHNOLOGY INC.」を作るそうですが、どんな会社?

山崎氏:日本でやる事業の開発拠点です。今考えているのは研究開発センターです。

  
桜子  :やはりそれは日本ではできないこと?

山崎氏:うーん。人材的な問題もあってね。向こうの方がやりやすいのは事実なんです。
     いずれ向こうで作ったものはそこで回していきたいとは思いますね。

桜子  :羽田副社長から伺いましたが、それが、世界で初めて実用化するといわれる、
     amazonを凌駕する新コミュニケーションモデル、なんですか。

山崎氏:それも含め、ですね。だって、それはもう大体できちゃってるし。

桜子  :それはいったい、どういうものですか。

山崎氏:リコメンドエンジンですよ。それ以上はテクニカルな話なので、説明が難しい
     ですね。未開拓な部分なのでわかってもらうのは難しいでしょう。

桜子  :本格リリースはいつ頃?

山崎氏:最初のお客様が導入してくださる日がリリース日ですね。   

桜子  :近い将来、見る日を楽しみにしています。m(__)m
     では、今度は山崎さんご自身のお話を集中的に。
     今まで色んな畑にいらして様々な仕事の局面を経ていらっしゃいますが、
     どういう仕事をしている時が楽しいですか。

山崎氏:えー、難しいこと聞きますね。
     技術に関して言うと、楽しいことをやっている時が楽しいとしかいえない。
     でもつまらないことをやっている仕事もありますよ。
     楽しいのが3割、楽しくない部分が7割とか。
     やっぱり作り始める前に考えることが楽しいですね。
    

桜子 :醍醐味は世の中を変える、ということですか?

山崎氏:ううん、そういうとこじゃなくて、スピード感。
     作っているときは、ちょっと考えては作っての繰り返しでゆっくり考えられない。
     考えているときは、純粋にそれに没頭できるので楽しいです。
     あとは人事。組織や人事システムを考えたり。

桜子 :やっぱりシステムなんですね(笑)
     では、「これがすごく人生の勉強になった!」と思う体験や教訓が
     あったら教えてください。

山崎氏:1)最初の一年半営業をやったこと。(ずっと技術系だったのに)
      2)ライブドアがオン・ザ・エッヂでデータセンタをやっていた時に、大きな
      トラブルが起こったこと。技術の問題だけじゃなかったんですが、
     その解決に非常に腐心して一日費やしました。
      精神的にタフで、それを切り抜けた。あれだけ、大変なことがあればと。

桜子 :では、これまで出会った人で忘れられない方は?

山崎氏:(しばし沈黙)
     直接会った人というのではいないですね。

     本を読んだ中ではデーブ・カトラー、
     池田敏雄(コンピュータ産業の生みの父、元富士通専務)さん。
     こういう人になりたいというわけじゃないけど、 印象深いのはクリフォード・ストール。

桜子 :座右の銘は「Think logical, act practical」で、「論理的に考えて、実践的に行動する」
     という意味だそうですね。なぜ、その言葉が好きですか。

    
山崎氏:言葉って不十分だと思うんですよ。そう思ったことはないですか。
     子供の頃は表現したいことがシンプルじゃないですか。
     頭の中もシンプルにできているから、今存在する言葉だけで十分、100%表現できる。
     大人になると、色々複雑な事情とかキッチリ説明しきれない感情とかが出てくる。
     そうすると言葉は足りない。年々脳のキャパシティーは広がっていくのに、
     言葉のキャパシティーは広がらない。
     テレパシーみたいに脳のイメージを転写できたらいいけど、それは無理じゃないですか。
     そういう限られた中で、一番僕のポリシーを正確に表現できたのがその4つの単語で、
     僕の造語です。 

桜子  :毎月1回は箱根にいくとか。それがストレス解消法ですか?

山崎氏:決めているわけじゃないですけどね。温泉に入ること、ごろごろすること。
     また、違う環境で眠ると気分は変わりますよね。

桜子 :では辛いときに自分を励ますものは何ですか。

山崎氏:僕は、その引き出し、いっぱいありますよ。
     部下によく言い聞かせていることでもあるんですけど、自律だと。
     自分がデモチベート(demotivate=やる気をなくさせる)の時に、
     いかに自分を引っ張り上げられるか、という手段を沢山持っている人が 強いと。
     有効な順に言うと、次の通りですね。
     =======================
     1)寝る、何もしない
     2)デートする
     3)買い物をする
     4)飲みに行く
     5)最近は止めたんですが、タバコを吸う
     6)(意識して)ドカ食いする
     =======================

桜子  :平均的な過ごし方はいかがですか。

山崎氏:僕は習慣性を持たないんですよ。この2週間は規則正しい生活をしていますが、
     その前はひどい過ごし方をしていて、習慣性がないのが習慣です。

桜子  :では最後、山崎さんにとって、お仕事とは何ですか?

山崎氏:僕の生きがいは、自己実現。成長ですね。そのための手段です。
      自分がどんどん高まっていきたいんです。昨日より今日の方が足が速い、
      昨日より今日の方が物を知っている、とかね。ストイック?
      いや、ぜんぜんストイックじゃないですよ。

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山崎社長は兄貴タイプの方と思われました。というのもインタビュー中、「(録音)テープは
そんなとこに置いて大丈夫?」と心配してくださったり、「そういう物の見方は良くないです
よ」と指摘くださる等、すっかり引っ張って頂きました。お陰さまで私も懐に入り込んで(?)
会話を楽しませて頂きました。ありがとうございました(^^)

by桜子