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立花隆「変わる巨大メディア・新聞」

ずっと前にアスキー(ascii.jp)さんで、インタビューをさせて頂き、業界のリーダーの方々からお話を伺って以来、私には2つの興味・関心テーマが生まれました。

1)ジャーナリズムはどこへいく?
 (世の中は何を基盤に動き、流れていくのか)

2)多様化する女性の生き方と幸せ

 新年にあたって、今の仕事を続けながら、このテーマをいかにウォッチしていこうか考えていたところ、昨夜NHKのクローズアップ現代で「1」にどんぴしゃな番組を見たので、一言感想を。

 番組の詳細は、コチラの方がよく書いておられるのでご参照頂くとして、端的に番組内容を説明すると、新聞業界の苦境を述べた上で米新聞社の事例が紹介され、最終的には米国含めた日本においてイノベーションが導いていく行方が本当に見えない、という内容でした。
 
 ゲストの立花氏はそれに対し、「当面、新聞各社が生き方を摸索するんでしょうなあ」「日本の新聞社は米国とは違うからもう少しは生き残れるだろうし」「なあに、そう簡単にジャーナリズムはなくならないでしょう」といったニュアンスの前向き発言をされておられました。

 その理由は「権力を監視する機能がなくなることは社会が阻止する」「社会が求める限り、ジャーナリズムはなくならない。誰かが必ずやる」ということでした。

 はて、それで、それは誰が?そして、それはどこが?

 立花氏は「各社が生き方を摸索する」とさらりと発言されましたが、通信業界にいる私からすれば、関が原の合戦・・・とさらなる厳しい時代の到来に呟きを禁じえませんでした。

 毎年、新しい年になると新春の新聞束を読むのが通例でしたが、だんだんなくても良くなり、またテレビに出ている芸能人でさえ、「(ロンブー淳の熱愛を)ヤフーニュースで初めて知りました」と電波を通してネット見を普通にコメントしている時代。
※誰も、ヤフーニュースとはインターネットのポータルサイトのニュース情報のことです、だなんて、注釈もいれなければ、ピー(放送妨害音)もいれないもんね。

 世の中はどうなっていくのでしょうか。

 
 インターネットの世界が、とくに1個人のブログなどが、デファクトスタンダードになるのは個人的にはなんとなく嫌だなあと思っているのですが、それはたとえば、アクセスが多い、声が大きい、というだけでジャーナリズムになってはいけない、と思う考え方とどこかリンクしているわけです。

 ・・・もっと時間がある時、このテーマはまたユックリ考えよう。

追伸:
1月12日NHKクローズアップ現代内容は以下の通り(HPから抜粋)。
私たちにとって身近なメディア・新聞をかつてない変化の波が襲っている。世界の新聞ジャーナリズムをリードしてきたアメリカ。収入の7割を占める広告収入が、インターネットの拡大や不況によって激減。新聞の廃刊が相次いでいるのだ。ピューリッツアー賞を何度も受賞してきたニューヨーク・タイムズ紙や、西海岸を代表するサンフランシスコ・クロニクル紙など有名新聞社も経営難に陥っている。新聞社が消えたことによってジャーナリズムの「空白」が生まれ、汚職や選挙違反が増加するのではないか、との専門家の指摘もあり、ジャーナリズムをどう守るのか、国を挙げた議論も始まっている。一方、収入の7割は販売に依存し、経営構造がアメリカとは違う日本でも、将来の生き残りを賭けて新聞業界の取り組みが進められている。日米の現状を通じて、新聞ジャーナリズムの行方を展望する。
(NO.2838)
スタジオゲスト : 立花 隆さん     (ジャーナリスト)

ケータイ空間の誘惑

ケータイはあるいみ、機械でない。

では何か?
→肌身離さず持ち歩くケータイは、使用者が私的空間を持ち歩くことを可能にする。
従って、ケータイ空間は私から公へと向かう。
ケータイを持つこと自体が与える安心感(または不安)。
ケータイさえ持っていれば他者の中で孤立しなくてすむ。
公共空間の中での私的空間の漂流(フリッシー2005)。

空間管理社会より

VIVA!桜子のワンセグを学ぼう(1)

Q:ワンセグとは?

A:1segment broadcasting。
  携帯を主な受信対象機器とするISDB-T(地上デジタルテレビジョン放送)。
  ISDB=Integrated Services Digital Broadcasting。
  
日本の地上デジタル放送方式(ISDB-T)は、1つのチャンネルが13のセグメントに分割され、これらを束ねて映像・データ・音声等を送信している。
ハイビジョン放送(HDTV:NHK放送技術研究所が開発した高精細テレビ)を実現するためには12セグメントが必要だが、通常画質放送(SDTV)は4セグメントですむ。このセグメントのうち1つを移動体向け放送にして放送されているのがワンセグ。

ワンセグ受信回路=アンテナ・フィルタを含むチューナー回路、OFDM復調回路、MPEG-4AVC/H.264, MPEG-2 AAC復号化回路から構成

帯域=通常放送の1/4 サイズ=320×240ピクセル(or320×120) 
映像の符号化=H.264(MPEG-4 AVC) 音声の符号化=AAC LC
静止画=JPEG、gif、アニメーションgif、
著作権保護技術 CCI(コピーコントロールインフォメーション)によるコピー制御

BML:XMLベースのデータ放送向けのページ記述言語
     
衛星デジタル放送用=ISDB-S
地上デジタル放送用=ISDB-T
地上デジタル音声放送用=ISDB-TSB
デジタルケーブルテレビ用=ISDB-C

MPEG2TS=トランスポートストリーム形式のMPEG2をインターネット上で伝送するためのソフトウェア。・システムは1台のLinux PC上で実現可。使用帯域4Mbps~6Mpbs。
IPv4/v6、IPマルチキャスト等にも対応し、TV品質並みの動画像を伝送可。
ネットワーク上で発生するパケット損失への対策として前方誤り訂正符号FECを用いた伝送を実現し、これによりパケット損失による映像/音声への影響を抑制することができる。また、IPマルチキャスト(特定のグループに対して同じ内容の情報を同時に効率よく配信すること)による映像送受信可。

ワンセグ.gif
(図の出典元:マルチワンセグメントサービス実証実験協議会

social translation service

Conyacというサービスを後輩naokeyが始めた。
ぜひブログで書いてくれ、というのでご紹介させていただく。

 http://www.conyac.cc ソーシャル翻訳サービス

これは、今年の2月に「タリーズで朝食を」で書いたときの後輩らが起業して始めたものである。(※ちなみに当日寝坊したのはnaokeyではない)

今回、こうして頼まれることになって初めて気がついたが、
自分でURLをわざわざ叩いて閲覧するのは、差し迫った動機がないと
案外億劫、ということだ。
恥ずかしながら、私もかつてブロガーの方へ宣伝をお願いをした経験があるが、
結果は芳しくなかった。今になって、なんとなく納得である。
 

先日、帰りの満員電車で、なぜか急に具合が悪くなった私は、
立ち続けていられなくなり、ふだん降りない駅のホームに降りて、
ベンチに腰掛けた。
終電まであと1-2本あったはずが、上りも下りも見事に誰もおらず、
夜の静けさがこだまする中、寂しくなってケータイを取り出した。

正直、メールを書いているだけで吐き気がしたのだが、

孤独 > 吐き気

という公式により、
本来なら真っ先に孤独の処方箋である神に祈るべき・・・が、実際の私
はケータイの受信メールをずらずら眺め、こんな遅い時間でも相手して
くれるOR助けにきてくれる稀有な人を探した。(→結局、誰もおらず)

で、それを見ていたら、naokeyからのメールが目に留まった。
それで冒頭の言葉。

誰もいない駅のホームで一人倒れそうになって吐き気と戦いながら、
私は思った。

死ぬかもしれない。
だったらその前に今出来ることをしておくべきだった。

ああ、ブログを書くことぐらいお安い御用なのに、なんで書かなかったのか。

結局、今こうしてブログを書いているくらいだから、復帰したのだが、
そういうわけで、皆さん、翻訳に困ったらぜひnaokeyらのサービス、
使ってみてあげてください。m(__)m

by桜子

追伸:naokeyへ
会員登録した後のページ 「コニャッからのメールが迷惑メール・・・」
誤字があったよ。

堀江元社長ら賠償76億円

あんまり身内のことは書きたくないのだが、
先週末の夜遅く、父親がすごくうれしそうな顔をして、家に帰ってきた。

あんまりうれしそうなので、どうしたのか尋ねたら、
「今日、ライブドア事件の判決が出たんだよ」
と、言う。

それがどうしたのかと問うたら、
「賠償金76億円だって。
 彼(堀江さん)って、資産100何億持っているんでしょう?」

だから?

「ちゃんと残りがあるじゃない。生活できるでしょう?」
「いやあ、良かったねえ?」

・・・。

本当にこのときばかりは、父親の人の好さに開いた口がふさがらなかった。
どうしてこんな性格の悪い私に、こんな親が与えられたのだろう?

私は親が自然に身につけている感覚と
自分のもつそれとの落差に、激しく落ち込むことがある。

と・・・私の問題はともかくも。

かつては、堀江さんインタビューをさせて頂いた者として、
判決結果の意味はよくわからないのだが、
堀江さんが良かったというものであれば、良かったなあと、後づけで感じたのである。

パソコンの動画、続きは携帯で

20090519日経新聞朝刊記事

NHK(NHK放送技術研究所)とNTT(サイバーソリューション研究所)は、テレビや携帯電話、PCなどの異なる機器間で同じ番組を続けて視聴できる動画配信向け認証技術を共同開発した。
利用者が一度番組を購入すれば、端末を問わずに簡単に切り替えて視聴できる。動画配信の普及開発をにらみ、国際標準企画として採用を呼びかける。

桜子流 Cloud Computingの道

前にも書いた、クラウド

クラウド時代を楽しもう! ?(edge2cc) は、知る人ぞ知る浅海智晴氏のサイトだそうですが、ドメイン名は、Edge to Cloud Computingから edge2.ccというドメインを取得している、らしいです。

実は、、

この桜子ブログドメインは

「sakurako.cc」= Sakurako Cloud Computing

来るべき、このクラウドコンピューティング時代を予見して取得したのでした。ヾ(^▽^)ノ

POKEN(ポーケン)て、要は持ち歩くプロフ?

200904071851401.jpg[ポーケン / Poken] – Bee
ソーシャルネットワークの新しいコミュニケーションツール。
スイス生まれのデジタル名刺ガジェット。
ガジェットは目新しい道具、面白い小物、携帯用の電子機器みたいな意味です。

生ポーケンを見せてもらいました。今夜はオフ会があるんだそうです。
(要はポーケン同士を交換するとか。ちょっと興味があったけど定員締め切ったそうです)

2500円ぐらいするらしいんですけど、買ってもいいかな、と思ってしまいました。
共同購入にジョイントする人はいませんか?ただいま2/10。あと8名必要です。